市川房枝さんという政治家をご存じでしょうか。
平塚らいてふと並ぶほど、日本の女性史において重要な人物ですが、若い世代には「何をした人なのか」はあまり知られていないかもしれません。

市川房枝さんは、日本で女性が選挙権を獲得するために尽力した人物です。
今では当たり前のように女性も投票できますが、日本で女性が国政選挙の投票をできるようになったのは約80年前。それ以前は、女性は政治家になることはもちろん、一票を投じることさえできませんでした。
「そんな昔のこと?」と思われるかもしれません。
でも、私の母は93歳。その母が幼い頃には、まだ女性には選挙権がありませんでした。皆さんの身近にも、同じ世代の方がいらっしゃるのではないでしょうか。そう考えると、決して遠い昔の話ではありません。
第二次世界大戦後、市川房枝さんたちが進めた「婦人参政権運動」によって、女性はようやく選挙権を手にしました。それは、日本における男女同権への一歩でした。
その歩みや、市川房枝さんの生涯や人柄に触れることができるのが、東京都新宿区にある「市川房枝記念会 婦選会館」です。新宿駅南口から徒歩約10分の場所にあります。

先日、「女性の休日クラブ」の仲間と訪れ、市川房枝記念会の皆さんから貴重なお話を伺いました。

特に心に残ったのは、「戦争は始まってしまうと止めることは困難。気配を感じたら反対運動を!」という言葉です。
世界情勢が大きく変化している今、その言葉の重みをあらためて感じています。











